Canonical、Microsoftとの協力によりエンタープライズグレードのLinux保護を強化
by Canonical on 7 May 2026
CanonicalがMicrosoft Defenderと協力し、組織のミッションクリティカルなLinuxワークロードのセキュリティを改善
Ubuntuを提供するCanonicalは本日、CanonicalのセキュリティメンテナンスサービスであるUbuntu Proの大幅なセキュリティ強化を目指し、Microsoft Defenderとの新しい取り組みを発表しました。Microsoft Defenderの利用企業は、Ubuntu Proのセキュリティメンテナンスサービスにより、Ubuntu Pro環境でも高度な脅威の防御機能、検出機能、調査機能を活用し、あらゆる主要Linux環境で安定した高性能な保護が得られます。今回の連携により、セキュリティチームと運用チームは信頼できるツール群の標準化、管理の簡素化、セキュリティのベースライン引き上げが可能となります。
現在Linuxは、多くの企業にとってインフラストラクチャの中核であり、データベースやトランザクションシステム、クラウドネイティブなアプリケーションなど、多数のミッションクリティカルなシステムの基盤となっています。Ubuntu Proは、長期的な安定性を保証するExpanded Security Maintenance(ESM)、再起動不要でカーネルの更新を適用するLivepatch、FIPSをはじめとする厳しい基準への適合によって、この基盤をさらに強化します。
CanonicalのパブリッククラウドアライアンスディレクターであるJehudi Castroは、次のように述べています。「セキュリティは共有の責任です。今回のMicrosoft社との協力体制により、Ubuntu Proのユーザーは優れたセキュリティ管理ツールを利用できます。Ubuntuを使用する企業は、Microsoft DefenderとUbuntu Proの両方を得ることで、セキュリティ業務の統合、大規模なオープンソース資産の管理に加え、セキュリティパートナーシップや両社が公開する24時間体制のセキュリティ更新を利用できます。」
組織はUbuntu Proにより、マルチクラウド環境やハイブリッド環境など複数のプラットフォームにわたってセキュリティ業務を統合し、運用の簡素化やインシデント対応の迅速化を実現できます。しかもコンプライアンスサービスに必要な安定性とパフォーマンスは変わりません。
Ubuntu ProとMicrosoft DefenderがLinuxのセキュリティを強化する仕組み:
- Ubuntuネイティブのセキュリティメンテナンスにアクセス:Microsoft Defenderのユーザーは、Canonicalが24時間体制で提供するセキュリティ技術により、Ubuntuとオープンソース資産のセキュリティメンテナンス、安定性、信頼性を確保できます。
- Linux環境全体の総合的な保護:Microsoftのセキュリティプラットフォームに統合されたリアルタイムの脅威と検出の機能が、ハイブリッド環境を一貫して保護します。
- AIを活用した検出と対応:1日あたり100兆件を超えるデータに基づくMicrosoftのグローバル脅威インテリジェンスを、AI、機械学習、挙動分析と組み合わせることで、脅威の予測的な検出と対応を可能にします。また、インシデント件数を削減し、対応時間を短縮します。
- 導入と運用の効率化:Microsoft Defenderはアラートを一括して可視化し、Defenderポータルでインシデントのコンテキストごとにグループ化します。これによりセキュリティチームは脅威を効率的に評価し、優先順位を付けることができます。継続的な攻撃対象領域の管理と統合された脅威インテリジェンスも、新しいリスクへの対応を助けます。一方同、導入の簡素化とポリシーの一元管理により、大規模な環境でも効率的な管理が可能です。AnsibleやPuppetなどの一般的な設定管理ツールと統合することで、大規模なLinux環境全体でも短時間にオンボーディングを行い、一貫してポリシーを適用します。
基本的な情報
- Ubuntu Proによるセキュリティパッチの利用とコンプライアンス遵守について詳細はこちら
- Microsoft Defenderエンドポイントセキュリティの無料トライアルはこちら
- Microsoft DefenderがLinuxのワークロードを保護する仕組みについて詳細はこちら
- Ubuntu Proで大規模に運用する場合のAnsible、Puppet、Chefに関する指針はMicrosoft Learnをご覧ください。
Canonicalについて
Ubuntuを提供するCanonicalは、オープンソースのセキュリティ、サポート、サービスに特化した企業です。ポートフォリオには、極めて小型のデバイスから大規模なクラウド、カーネルからコンテナ、データベースからAIまで、重要なシステムを幅広く含みます。Canonicalは、大手技術ブランド、スタートアップ企業、行政、ホームユーザーを取引先に持ち、すべての皆様に信頼性の高いオープンソースを提供します。
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