VMwareからOpenStackへ
by Canonical on 28 March 2024
独自のオープンソースクラウドでTCOを40%削減
クラウドコンピューティングは、今では企業のIT資産の中心です。Gartner社によれば、2025年にはクラウドインフラストラクチャへの総投資が50%に迫ります。IT資産が成長し、複雑化するにつれ、総所有コスト(TCO)も増大し、企業にとってはインフラストラクチャの経費の最適化が継続的な問題となりました。
昔からプロプライエタリ(オープンソースではない)ソリューションを使用してきた企業にとっては特にそうです。プロプライエタリソリューションは、ライセンスコストが高いだけでなく、サービスの相互依存性や長期契約の義務によって企業を縛ることがよくあります(ロックイン)。これらの欠点から、BroadcomがVMwareを買収した後、さまざまな企業がIT戦略を再検討していることも不思議ではありません。

インフラストラクチャ経費を最適化してベンダーロックインを防ぐ現実的な戦略の1つは、レガシーソリューションからオープンソースプラットフォームへの移行です。これによってコストの抑制や、自社のインフラストラクチャのより詳細な管理が可能になります。通常、このような移行では何らかの運用上の課題が生じますが、信頼できるパートナーの協力があればスムーズに移行できます。
本書では、VMwareからOpenStack、つまりオープンソースに移行するメリットについて詳しく説明します。また、OpenStackとVMware vSphere Enterprise Plusスイートを比較し、2つのプラットフォームの類似点と相違点に注目しながら、企業が同等の機能の保持しながら移行を成功させる方法を紹介します。さらに、VMwareとCanonicalの製品群を分析し、VMwareからCanonical OpenStackへの移行でどのように最大40%のコスト削減が生じるかを説明します。
Canonical OpenStackは、価格性能を最優先した企業向けクラウドプラットフォームであり、クラウドコンピューティング分野で10年の実績があります。その間、公共部門から通信事業者まで、また大企業から小規模企業まで、さまざまな市場のあらゆる規模の組織で採用され、成功を収めました。
要点
- VMwareからOpenStackへの移行に成功すると40%のTCO削減につながります。
- Canonical OpenStackの価格モデルは、ライセンスコストがゼロであり、サポートサブスクリプションのコストも比較的低いため、競争力があります。
- 多くの場合、同じ機能を維持したままVMwareからOpenStackへスムーズに移行(リフトアンドシフト)できます。
- Ubuntuベースのインフラストラクチャへの切り替えにより、ベアメタルの自動化、クラウドネイティブなストレージのコンセプト、オンデマンドのKubernetesクラスター、SaaS(Software-as-a-Service)拡張機能などが追加されます。
OpenStackの詳細は、こちらをご覧ください
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