UbuntuがAzure Cobalt 100 VMを包括的にサポート

by Canonical on 14 March 2025

UbuntuとUbuntu Proは、Microsoft初の自社設計64ビットArmプロセッサを搭載したAzure Cobalt 100仮想マシン(VM)をサポートしています。Ubuntuは幅広くArmに対応するため、ユーザーはこれらの仮想マシンでワークロードを確実に運用できます。

Armパッケージの包括的なサポート

Ubuntuは、ユーザーが上記の新しいVMをシームレスに使用できるよう、Armアーキテクチャに対応するUbuntuアーカイブ内の95%以上のパッケージをコンパイルおよびテストしました。このような広範な互換性により、開発者や企業は、使い慣れたツールやアプリケーションを妥協することなく実行できます。

多様なワークロードに対応

Azure Cobalt 100 VMは、以下のような各種の厳しいワークロードに適しています。

  • アプリケーションサーバーとウェブサービス
  • 機械学習プラットフォーム
  • オープンソースデータベース
  • インメモリキャッシュ
  • Azure Kubernetes Service(AKS)上のクラウドネイティブアプリケーション

また、これらのVMはAnbox Cloud環境のサポートに優れ、ArmベースのAndroidワークロードによるクラウドゲーム、自動化、アプリケーションテストを大きく促進します。

UbuntuProによる企業グレードのセキュリティ

Ubuntu Proは、10年間のサポート、FIPS 140のコンプライアンス自動化など、追加的なセキュリティ対策とコンプライアンスの機能を備えたUbuntuです。したがって組織はAzure Cobalt 100 VM上に安心して導入し、しかも厳格なセキュリティ要件を満たすことができます。

クラウドネイティブなイノベーションを支援

UbuntuとAzure Cobalt 100 VMの組み合わせは、クラウドネイティブ開発の堅牢な基盤を提供しています。開発者は、Ubuntuの広範なソフトウェアエコシステムとCanonicalのこの分野における長年の専門知識のメリットを享受しながら、Armアーキテクチャの持つ可能性を最大限に活用できます。

開始方法

Azure Cobalt 100 VMの機能をUbuntuで活用するには、Azure Marketplaceにアクセスしてください。Ubuntuのクラウド製品とエンタープライズサポートオプションの詳細は、https://ubuntu.com/azureをご覧ください。

Azure Cobalt 100 VMのサポートは、開発者や企業が最先端のクラウドインフラストラクチャを活用するためのツールを提供するというCanonicalの取り組みを裏付けています。

ニュースレターのサインアップ

Ubuntuニュースレターの配信登録


お客様が購読登録を行われる場合、以下の条件に同意されたことになります。Canonicalのプライバシーに関するお知らせ個人情報保護ポリシー

関連記事

Ubuntu ProをNutanixのベアメタルKubernetesで提供

NutanixとCanonicalのパートナーシップ拡大によりコンテナ化されたワークロードの選択肢が増加 Enterprise Kubernetes®は、柔軟性の高いマルチアーキテクチャモデルへと進化しつつあります。AI/MLやデータ集約型のワークロードが膨大なハードウェアスループットを必要とする近年、組織はクラウドプラットフォームの安定性を維持しながら、ベアメタルのパフォーマンスを求めています。 このためNutanixとCanonicalは、このたび発表されたNKP Metalソリューションも含め、ベアメタルで実行するNKP(Nutanix Kubernetes Platform)インスタンスでもUbuntu Proを利用可能にしました。もともと2025年に発表されたパ […]

Ubuntu 26.04 LTSのセキュリティ最新情報

Ubuntu 26.04 LTSは、Canonicalにとって最もセキュリティを重視したLTSリリースです。単に機能を追加しただけでなく、システムのあらゆる層で同時にセキュリティの基準を引き上げ、全体的に強化しました。しかも既存の環境を壊したり、手動での介入が増えたりすることはありません。セキュリティの心臓部、つまりデフォルト設定に注力することで、CanonicalはUbuntuのセキュリティを新しい形で強化しました。この記事では、Ubuntu 26.04 LTSの新しいセキュリティ機能について概説します。 Ubuntu 26.04 LTS は、デスクトップ、サーバー、コンフィデンシャルVM、クラウドイメージ、エッジシステムでLinuxを運用する上で、今後10年間にわたっ […]

JammyからResoluteまで:Ubuntuのツールチェーンの進化

新しいツールチェーンのバージョン、devpack、開発体験を改善するワークフローをご紹介します。 Ubuntuのツールチェーンの進化は、単にGCC、LLVM、Pythonを提供することではありません。明確な目的を持つOpenJDKのバリアント、タスクに特化したdevpack、FIPS適合のツールチェーン、そしてsnap(新しい.NET snapやSnapcraftプラグインなど)の開発も含みます。このような改善により、これまで半日かかっていたセットアップが1〜2個のコマンドで済みます。これは、Ubuntu上でフレームワークやアプリケーションを開発する者にとって、まさに「摩擦のない」開発体験です。 このブログでは、Ubuntuの過去4年間のLTSリリースにおける変更点と今後 […]