ソフトウェア定義車両に関する CTO 向けガイド
by Canonical on 14 October 2022
将来の保守に備えるための推奨事項

エンターテイメント、運転支援、自動運転など、車載ソフトウェアは業界と顧客の双方に多大なメリットをもたらします。しかしながら、洗浄や潤滑処理、場合によっては交換が必要な機械部品と同様に、ソフトウェアも保守が必要です。
OEM(メーカー)やティア1サプライヤーは、エンジンのオイル交換やディストリビューターチェーンの交換など車の定期メンテナンスが楽になるよう、車の部品の選択や配置を決めることに慣れていました。しかし、ソフトウェアとなると話は別です。複雑化により、現時点で選択したアーキテクチャは今後数年間のソフトウェア保守コストを上昇させます。このため、OEMやティア1サプライヤーは、後から定期的な保守(ソフトウェアセキュリティ脆弱性に対するパッチ提供やソフトウェアのアップグレードなど)を提供する必要があることを意識して自動車のシステムやソフトウェアのアーキテクチャについて取り組む必要があります。
本書では、自動車業界がソフトウェア定義車両向けに最先端の安全性やセキュリティのためのソリューションを提供できるようにする方法について説明します。また、OEMがオープンソースソフトウェアを採用して次世代型のアプリケーション開発に集中し、コストを抑えながら顧客ニーズに対応する方法についてもふれます。
ニュースレターのサインアップ
関連記事
Canonical、Ubuntu Pro for WSLを発表
Windows環境におけるUbuntu 24.04 LTSのWSLインスタンスにセキュリティメンテナンスとエンタープライズサポートを一括して提供。包括的なシステム管理機能も利用できるサブスクリプションサービス。 Canonicalは本日、Ubuntu Pro for WSLの一般提供を発表しました。Microsoftストアからインストール、ソースコードとベータ版はGitHubからダウンロード可能です。 「CanonicalとMicrosoftは、緊密なパートナーシップを通じてWSLの各種機能を構築しています。この取り組みは、WSLを利用して実運用向けのLinuxソリューションを構築する企業の開発者に有益です。」 Microsoft、WSLプロダクトマネージャー、Craig […]
バックポートでパッケージのサポート終了を回避
2025年7月、Gitは危険度の高い脆弱性「CVE-2025-48384」の報告を受けました。攻撃者がこの脆弱性を悪用すれば、リポジトリのクローンを作成する際に任意のコードを実行できます。米国のサイバーセキュリティ・インフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)は、この脆弱性の実際の悪用事例を確認後、Known Exploited Vulnerabilities(KEV、悪用が確認されている脆弱性)のカタログに追加しました。 この脆弱性の公開時に標準サポート終了を過ぎていたユーザーにとって、選択肢は2つでした。Ubuntu Proのサブスクリプションでセキュリティパッチを入手するか、開発者の作業環境やCI/CDインフラに既知のリモートコード実行(RCE)脆弱性を抱えたまま […]
Canonical、FIPS対応のKubernetesを公開
FIPS 140-3暗号化とDISA-STIGハードニングを備えた、FedRAMP対応のKubernetesクラスターとアプリケーションスイートを導入しましょう。 本日、KubeConにおいて、Ubuntuを提供するCanonicalは同社のKubernetesディストリビューションでFIPSモードを有効化するためのサポートを公開しました。これにより、高いセキュリティの導入や連邦政府向けの導入に適したスケーラブルなクラスターの構築と管理に必要なすべての要素を提供します。バージョン1.34以降、Canonical Kubernetesは認証済みの暗号モジュールを使用した内蔵FIPS 140-3機能とともに使用できます。このFIPS機能を備えた導入により、snapパッケージと […]