Canonical
7 September 2023
OpenStackは依然として世界最先端のオープンソースのクラウドプラットフォームであり、その導入は毎年増え続けています[1]。2022年11月に発表された年次OpenStackユーザー調査の最新結果によると、調査対象となった300を超える実運用環境において、OpenStackは4,000万を超えるコアに採用されています[2]。もちろん、世界中で実行されているその他の何千ものデプロイは調査対象として記録されていません。

人気の秘密は、OpenStackが業界のあらゆる規模の組織にもたらす優れた経済的利点です。オープンソースプロジェクトであるOpenStackは、VMware、Citrix、Proxmoxファミリーなどの独自規格の仮想化ソリューションと比較して大幅なコスト削減が可能です。また、ハイパースケーラーの拡張機能または合理的な代替機能となるフル機能のクラウドプラットフォームとして、クラウドコストの最適化やデジタル主権の問題に効果的に対応します[3]。
その一方で、OpenStackの導入は常に難題です。過去にLinuxやクラウドコンピューティングを使用した経験がない人には特に困難です。経験豊富な組織でさえOpenStackの実装に悪戦苦闘する場合があります。設計オプションが何千もある、ハードウェアの要件が厳しい、アップストリームのインストール手順が難しいなどの理由で、多くの初心者が導入をあきらめてきました。OpenStackはその汎用性と規模から、オープンソースコミュニティによって複雑なプロジェクトという位置付けになっていました。
このホワイトペーパーで、CanonicalはOpenStackを簡単にするCanonicalの究極のアプローチを実証します。また、良識あるデフォルト設定と適切なツールを使用することでOpenStackの導入に関する典型的な課題に対応できることを説明します。その後に、それらのツールがどのようなものか、それらをどのように組み合わせるか、Canonicalの標準的な方法で実行する場合にOpenStackアーキテクチャをどのように構成するかについて説明します。ホワイトペーパーの締めくくりは、インストール手順です。具体的には、Canonicalが推奨するツールを使用してOpenStackを20分以内にワークステーション上で立ち上げて実行する方法を説明します。