2022年クラウド価格レポート

by Canonical on 19 January 2023

クラウドインフラストラクチャの選択におけるクラウド価格の影響

https://jp.ubuntu.com/engage/cloud-pricing-report-jp

さまざまなクラウドプラットフォームのコストの見積もりや比較は、決して簡単ではありません。パブリッククラウドプロバイダーはリソース単価の形でサービスの定価を提示しますが、プライベートクラウドの分野で同じことをするのは至難の業です。リソース単価が明確でも総所有コスト(TCO)の完全な把握にはなりません。多くの企業は、あらゆる種類のクラウドリソースの需要を自社で計算できないからです。この結果、大手クラウドプロバイダーはTCO計算機能を用意し、顧客によるコストの見積もりやデータに基づいた決定をサポートしています。

本レポートは3部構成です。まず、2022年7月時点の大手パブリック/プライベートクラウドプロバイダーのクラウド定価リストを提示します。次に3つのシナリオを挙げ、Amazon Web Services(AWS)、Azure、Google Cloud Platform(GCP)、Canonical OpenStackで同じワークロードを実行する際のTCOを各ベンダーのTCO計算機能で、見積もります。最後に、Canonicalの2022年クラウド価格調査の結果と業界専門家のコメントを紹介します。調査の結果は、ハイブリッドマルチクラウドアーキテクチャの重要性が高まっていることを示し、TCOにおけるメリットを裏付けています。

Canonicalについて

Ubuntuの提供元であるCanonicalは、Ubuntuをデフォルトプラットフォームに選択した企業すべてがデジタル移行に成功するよう、オープンソース業界全体に目を向けています。Canonicalの使命は、安定性、セキュリティ、豊富な機能を備え、ベアメタル、仮想マシン(VM)、コンテナのいずれにも使えるLinuxディストリビューションをパブリッククラウド、データセンター、エッジに提供することで、アプリケーションとインフラストラクチャの溝を埋めることです。

この戦略の本質的な部分としてCanonicalは、大手パブリッククラウドプロバイダーと提携し、ハイパースケールインフラストラクチャに最適化したUbuntuイメージを提供しています。これが企業向けの商用イメージ「Ubuntu Pro」です。同時に、オウンドインフラストラクチャを構築する包括的な製品群も提供しています。これにはCanonical OpenStack、Canonical Kubernetesなどがあります。Canonicalは、Ubuntuユーザーがインフラ支出を最適化し、デジタル移行から十分な利益を得るのを助けます。

https://jp.ubuntu.com/engage/cloud-pricing-report-jp



ニュースレターのサインアップ

Ubuntuニュースレターの配信登録


お客様が購読登録を行われる場合、以下の条件に同意されたことになります。Canonicalのプライバシーに関するお知らせ個人情報保護ポリシー

関連記事

マイクロラボの構築方法

信頼性の高いホームラボを実現する4つの原則 10年以上ホームラボ(homelab)を運用する中で、私はいくつかの苦い教訓を学びました。単なる「ラボ」として始めたものでも、つい守りたくなってしまいます。サービスが長時間停止したり、データが失われたりすれば、壊滅的な大惨事に思えます。Postfixサーバーがダウンすれば、メールが届かないのではないかと眠れなくなります。しかし、試行錯誤を重ねる中で、こうしたトラブルの発生頻度を抑え、発生しても復旧時間を短縮できるようになりました。ここでは、これからホームラボを始めようとする方のために、私が得た教訓を4つの原則としてお伝えします。 この原則のおかげで、家族、友人、そして私自身が安心して使える信頼性の高いホームラボを維持し、なおかつ […]

Ubuntu ProをNutanixのベアメタルKubernetesで提供

NutanixとCanonicalのパートナーシップ拡大によりコンテナ化されたワークロードの選択肢が増加 Enterprise Kubernetes®は、柔軟性の高いマルチアーキテクチャモデルへと進化しつつあります。AI/MLやデータ集約型のワークロードが膨大なハードウェアスループットを必要とする近年、組織はクラウドプラットフォームの安定性を維持しながら、ベアメタルのパフォーマンスを求めています。 このためNutanixとCanonicalは、このたび発表されたNKP Metalソリューションも含め、ベアメタルで実行するNKP(Nutanix Kubernetes Platform)インスタンスでもUbuntu Proを利用可能にしました。もともと2025年に発表されたパ […]

Ubuntu 26.04 LTSのセキュリティ最新情報

Ubuntu 26.04 LTSは、Canonicalにとって最もセキュリティを重視したLTSリリースです。単に機能を追加しただけでなく、システムのあらゆる層で同時にセキュリティの基準を引き上げ、全体的に強化しました。しかも既存の環境を壊したり、手動での介入が増えたりすることはありません。セキュリティの心臓部、つまりデフォルト設定に注力することで、CanonicalはUbuntuのセキュリティを新しい形で強化しました。この記事では、Ubuntu 26.04 LTSの新しいセキュリティ機能について概説します。 Ubuntu 26.04 LTS は、デスクトップ、サーバー、コンフィデンシャルVM、クラウドイメージ、エッジシステムでLinuxを運用する上で、今後10年間にわたっ […]